bluegiant書評
GWはTSUTAYAでコミックレンタル20冊1200円のキャンペーンをやっているので
沢山借りて読んでいます。
そんな中の一つでコミックレビュー
今回はマンガ大賞2016第3位になった
bluegiantです。
以下は公式サイト
bluegiant.jp
あらすじ
仙台に住む高校生で元々バスケ部で音楽に深い関わりがあったわけでもない
宮本大がJazzの魅力にとりつかれプロのJazzサックス奏者を目指すストーリー。
地元仙台でのエピソードから上京してからのエピソードが描かれています。
感想
“マンガ”と“音楽”という相反するジャンルで表現を行った、マンガです。
なにせマンガでは音がでないですから。
類似のマンガとしてはBECKくらいですかね。
ストーリー自体は少年/青年マンガによくあるいわゆる成り上がりストーリーになっています。
元々高校三年生まで音楽をやっていたわけでもない高校生が
急にJazzに目覚めるという設定に若干無理があるように思います。
ですがこういうケースは実際にあり得るケースなんだろうと思います。
どちらかというと玉田のように大学進学と同時に環境が変わって
新しい事に出会い、ドハマリするというパターンが私の周りには多い気がします。
実際セミプロであれば沢山いると思います。
作中では本作までが日本編でその後の海外編に続くのですが、
最後の終わらせ方は無理矢理終わらせたな、という感じがしました。
そこだけがちょっと。。。
分類
パターン:成り上がりマンガ
ジャンル:音楽
どんな気分の時に読みたい?
何か新しい事を始めたい、という気分の時に読んでみるのがよいのではないでしょうか。
作者について
石塚 真一さんですが他には”岳”なんかが代表作ですね。
この方は典型的に自分の好きなジャンルをマンガにするという方のように思います。
こういったタイプの漫画家さんは最初自分の好きな事をやっていたが、
遅くからマンガ家に転身したというタイプが多いように思います。