ミニマムライフ通信

今の30代、ミニマムライフ世代?が興味ありそうなことについてひたすら書くブログ

エラい人に言いつけてやるぞ的スタンスの人の気持ちが割と本気でわからない

今回はPMあるある的なグチまじりの自戒をこめた雑記です。

お仕事をしているとお相手方と条件が折り合わず、揉めるということは多々あると思います。
この時のお話


何事もWinWinの関係で進められることが理想であり、喜ばしいことなんですが
仕事だし、営利目的なんだし、利害があってそれが折り合わないケース
というのはどうしてもありますし、あるのが普通です。
これはシステム開発に限らない事だと思います。

そんな中どうにかこうにか折り合いをつける、というのがPM・現場のお仕事でだと思うんですが、
たまーに。本当にたまーになんですが
「えらい人にいいつけちゃうぞ!僕の言う事聞きなさい!」
的なことを言ってくる人がいます。

うーん、もうね、

何言っているのかわからない。

です。

たしかにどうしても現場で折り合いがつけられない場合、
上位レベルで解決をはかる、という場合はあります。(ただし、大企業同士限定)
これがエスカレーションです。

なぜこれで解決ができるか
ですが、
その仕事だけではない会社と会社の関係性を踏まえて交渉を行うからです。
この案件ではウチが損しちゃうけど、長い目で見たらよい印象を持ってもらうほうがよいだろう。
とかいうこと。

この前提で考えればわかるんですが、
これって上位でやるから意味があるんですよね。
だから変な脅しめいたことを言わないで、穏やかに相談してエスカレーションしましょう。
僕らじゃどーにもなんないからエラい人どうしでやってもらいましょうか。キャッキャッ。
くらいがちょうどいいですね。

現場同士で脅し的に使われた所で、
それを言ってきた人との関係性だけでしかないので、
全然言うこと聞く気になんかなりません。
むしろ、上に説明つかんわ、という感じで。
脅しまがいのことで仕事を進めるなんて、
教養ないのかなーと思うわけです。

だいたいこれを言ってくる人には特徴があります。
・長く続く大企業
・封建的な企業気質
・事なかれ主義

察するにこういう企業同士だと、
何かもめ事を起こすこと自体が減点の対象となったりして、
こういう人が出てきちゃうのかな〜と思ってます。知らんけど。

でもそういう企業じゃない人々には効かないんですよ、って声を大にしていいたい。
が、こっちもこっちでお仕事もらっている立場なので、
はは〜、恐れ多くもそれはエラい人に言ってくだされー、とか言ったりもするのです。
相手にとってダメな成功体験を作るという悪循環。

ということでエラい人に言っちゃうぞ的なこと乱用するとダメな子だって思われちゃうから気をつけようね。
という自戒を込めた話でした。

まぁ現場で穏やかに解決できるのが一番いいですよねー。