ミニマムライフ通信

今の30代、ミニマムライフ世代?が興味ありそうなことについてひたすら書くブログ

長時間労働是正に関する議論

ニュースで見ましたが

働き方改革実現会議で長時間労働是正に関する議論が本格化しているそうです。

 

政府は月60時間、年720時間とした上で、繁忙期は一時的に月100時間まで認める方針とのこと。

 

上記の時間で議論が終わるなら

まぁ時間的には今までと変わらないですね。

 

この問題の出所となっているのは間違いなく電通の過労死問題です。

 

元々の電通の残業上限が70時間だったようです。

過労死問題の対策のため65時間に減らしたとのこと。

 

現実と照らし合わせて時間設定を行ったんでしょうが、

まぁ、時間だけにしたら完全に意味のない時間設定ですね。

 

残業できる時間が電通超えちゃってます。

過労死問題がでたので、形だけ気にして、少なくとも上限は国が設定するよ!

 

ということでしょうかね。

 

時間設定の無意味さもさることながら、

元々守られていなかった規則をさらに厳しくして守られるわけがない、

という根本的な問題提議をする人は誰もいないんですかね?

仕事はなくならない、

人は増えない

残業していい時間がへる

となると答えはサービス残業に集約されることは

誰の目にも明らかであり、

最終的には経営者の特にしかならないことは誰の目にも明らかなのに。

 

そもそもこの働き方改革実現会議という会議も実在するものなのか

とおもって少しググってみましたら以下に議事録なり資料なりがあるじゃないですか。

働き方改革実現会議

 

大変偉い先生方が出席されていますね。

さぞ活発な議論がなされていることでしょう。

 

あっ生稲さんが出席されていますね。

 

長時間労働による過労死、健康障害とその是正の取り組みなどを把握するた め、東京労働局中央労働基準監督署を訪問してきました。

 

とのことです。

現場まで足を運ぶ。議員の鏡のような方です。

 

その結果重要な意見を述べられます。

 

企業活動を行っていくためには必要不可欠な残業もあるかと思いま す。そのためにも、一人一人の業務量の透明化が重要です。例えば、ICTを活用 して出勤・退社時刻や残業時間をタイムシートに入力したり、仕事の成果やほ かの人への協力などの実績を入力したりする等、経営者や上司、同僚、さらに は産業医に至るまで、企業全体で把握できるシステムをつくっていただけたら と思います。そのレポートの結果を踏まえて、社内で話し合いを持ち、業務の 削減・効率化に取り組んだり、産業医と面談を持つなどすることで、長時間労 働是正につなげていけるのではないかと考えます。

 

なんでしょう。この超ど級の一般論。

というか今時普通の上場企業や労使がある会社だったら大概やっとるわ。

周回遅れか!

 

まぁこれはゲスト芸能人の一言として、

他にまぁみなさんまとを得た一般論に基づく意見は出されているんですが

会議というにはあまりにポイントがない議論が繰り返されています。

 

働き方改革井戸端会議くらいのネーミングがいいんじゃないかな。

 

会議が何の結論もなく、課題にも落とし込まれずに終わるという・・・。

 

初めてこういう議事録みましたが、

こんなもんなんですかね?

 

中身のない議論を形だけ行って、

あとは官僚さんよろしくどうぞってことなんですか?

 

この議事に高い税金払っているんだとしたら嫌だなぁ・・・